指導方針

指導方針

私が日頃、指導にあたり考えている事は生徒はあくまでも「自分自身がやる勉強」であって「やらされる勉強」ではいけないと思っています。
勉強は、ただただ練習するだけでなく、子供たちの発育、発達、またやる気などの状況をよく把握して子供たちが「自発的に勉強している」という自覚を持たせるために根気強く話し合いをしながら強い信念を持って指導を続けたいと思います。

    ≪指導者紹介≫

佐藤きみ子
~資格~
公益社団法人全国珠算教育連盟
珠算教育士・教育段位十段

~指導経歴~
1977年より現在に至る

~趣味~
読書・茶道(茶名:宗君)
映画鑑賞・絵画鑑賞・旅行
水泳・パークゴルフ・ガーデニング

今、どうしてそろばんなのか?

現代は例えば銀行、企業、スーパーマーケットなどに行ってもそろばんを見たことはありません。
でも、「なぜ、こんなにも、そろばんが見直されているのですか?」と、よく聞かれます。
それは、珠算式暗算が脅威とも言うべき魅力をもつ存在だからです。
昔のように、そろばんは計算器具ではなく、頭脳を活性化させる開発器具になりました。
私の指導方針は、この珠算式暗算を究極の目的としています。
この目的に向かって行う学習手段としてそろばんを使っています。
これには多くの効果があります。
入学するとそろばんの基礎計算学習から始めます。
まず、この
基礎学習をパーフェクトにして、そして、正確に、速く、の訓練を行います。
なぜなら、家の建築に例えると、この基礎学習がこれから建物を積み上げていく土台にあたるからです。
土台は、深く、強く、正確に、そして大きくなければなりません。
この土台作りの学習をする時も、つねに土台に乗せる珠算式暗算を考えて指導しております。
運手法の時から、パソコンによるイメージ学習を行い、フラッシュ暗算をやります。
当教室の生徒は、そろばんの上達と同時進行で珠算式暗算が得意になり、ほとんどの生徒は暗算検定が珠算検定より高い級(段)を取得しています。
さらに計算能力の向上のみならず、数学的思考能力、集中力を養成します。

 


この目標に向かって行われる学習には、正確性、注意力、敏捷性、記憶力、直観力、集中力が養われます。
訓練を続けていくための忍耐力、更なる上達を目指す、積極性、学年が異なる仲間での、協調性、社会性、責任感が育まれます。
子どもはクイズ、マジックが好き!
珠算式暗算はそろばんの珠をイメージして計算する方法です。
これが出来た時、子ども達は自分がまるでクイズかマジックをしているような素晴らしい笑顔を見せてくれます。
この達成感の積み重ねで、大きな桁の足し算も、引き算も、かけ算も、割り算も解いていけるのです。
この訓練のプロセスには、集中力はもちろんのこと、正確性、直観力、敏捷性、忍耐力等が養成されます。

この時、忍耐力が必要なのは誰?
成長する(上達する)段階ではほとんどの子供は壁にぶつかります。
この時、『やめたくなった』を経験します。
この時、親がどうするか?が問題です。
最初から忍耐力のある子供はほとんどいないと言ってよいでしょう。
この時、「やめたくなったらやめなさい」と言う親がいます。
ここで親が忍耐力を持つべきなのです。
このようにやめたくなればやめるでは何をやっても長続きしない子供が育つでしょう。
親も子供も解決策を楽な方へ持っていきたいのは人情です。
しかし、一度始めた事は成し遂げるのだ!という大切さをここで学ぶべきです。
忍耐力のある人間形成を目指すなら「やり続けなさい」と、きちんと言うべきです。
迷っている子供は親の毅然とした態度と意見には仕方なくても従います。
「子供の意見を尊重する、自由に育て個性を伸ばす」など、立派ともとれる言葉が、いかにも現代教育と思われがちですが、ひとつ間違えれば忍耐力を育てる最高のチャンスを逃しかねません。
子供が壁にぶつかりやめてしまいたいと親に訴える時こそ大きく成長するチャンスが来たのです。
この時こそ親の出番なのです。
子供の将来を真剣に考えるならば、親以上の言葉はないと強く意識して子供に応えてほしいと思います。
やがて子供が成長して大人になった時、生きる力に役立ち「あの時、そろばんを続けてきて本当に良かった!」と実感するでしょう

教室の特色
正しい姿勢・挨拶・返事・靴ならべ、とても簡単な事ですが最近の子供には大変な事のようです。
授業の始まりには「こんにちは。よろしくお願いします。」帰るときは「ありがとうございました。さようなら」と全員で言います。
名前を呼ばれたら、「はい」よくわからなかったら「わかりません」などの返答。
机に向かう姿勢を正しく、例えば肘をついての姿勢は特に注意します。
靴箱には、非常時に、すぐ手に取りやすく並べていただいております。